思ったこととかテキトーに書いてるだけの記録

考えた事とか好きなものの事とか、何でもいいから表現したくて始めました。

アトピーと心

最近、自分のアトピー体質にどのように対処すればいいのかが自分なりに分かってきた。それがアトピーに悩まされている方にとって少しでも参考になったらなと思って記事を書いていたのだが...

 

ふと思いついたことがあり記事を書く手が止まってしまった。そのことをここに書き記したい。

 

 

アトピーで辛い時に、正しい食生活なんてできないんじゃないかと思う。少なくとも僕にはできない。できなかった。そんな気力なんてあるわけがなかった。

 

僕も過去には、どうすれば早く治るのか方法をたくさん調べた。だがそのどれも、実践する気力がなかった。それは怠慢だ、と思うかもしれない。もちろん中には、辛い時でも自制してその方法を実践できる方もいる...本当に凄い事だと思う。

 

しかし僕は振り返ってみると辛い時、何もできなかった。かゆみとストレスで気力が根こそぎ奪われてしまい、一日中スマホをいじって気を紛らわす事しかできなかった。自分にできることは何もないように思えて、治すことを諦めてしまっていた。つらい。早く治したい。そのくせ何もしない自分を怠慢だと思い、自分はダメな奴だと気落ちして何もできない。そんな繰り返しの日々だった。

 

最近になって学習性無力感という言葉を知った。長期に渡ってストレスの回避困難な環境に置かれてしまうとそのうち、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなってしまう現象のことらしい。僕もそうだった、と思う。その事を知って慰められたというか、不思議と少しだけ気が楽になった。僕が怠慢なせいなだけではなかったんだ、少しだけど言い訳していいんだ、と思えるのだ。これは僕の全く個人的な感想で、実際には言い訳などではなく正当な理由なのだが。

 

あの時できる最善の方法は何だったのかとよく考える。他の人に話を聞いてもらい、共感してもらう事だったのだろうか。しかし痛々しい姿を人に見られるのが嫌で、自分から避けていた。僕は一人が大好きというか、他人と一緒にいるというのはそれが家族だとしても本当に親しい友人だとしても10分もすれば疲れてしまう。体が健康であってもだ。アトピーで辛い時ならなおさらだと思う。

 

しかしそんな僕でも、このつらさを誰か少しでも分かってくれたらなとは思っていた。どうしようもなかったかもしれないが。

 

 

誰も分かってくれないと感じる人は他にもいるんじゃないだろうか。そんな人たちの力になりたい。上から目線だと思われるかもしれないが本当の気持ちだ。つらいとき、世の中で自分と同じような経験をしている人たちの事を知ると少しは励みになるのではないか...と思う。少なくとも僕ならそう感じる。そんな人たちに向けてブログを書いていきたい。もちろん具体的に何をすればよいのかという事も僕自身の経験や知識を交えて書いていきたいのだがそれ以上に、アトピーに悩まされている方にとって少しでも心が休まるような、そんなブログにしていきたい。